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『ご当地キャラの効果』
こんにちは!管理部の伊藤です。
突然ですが実は私「ご当地○○」が大好きなんです。ご当地アイドルやご当地グルメ、そして忘れてはいけないのが「ご当地キャラクター」いわゆる「ゆるキャラ」です。
「ゆるキャラ」というのは「ゆるいマスコットキャラクター」を略したもので、イベントやキャンペーン、町おこし、名産品の紹介などのPRに使用するマスコットキャラクターのことを指します。中でも特に地域のPRを目的としたキャラクターを「ご当地キャラ」といいます。
そしてそのご当地キャラクターが全国的な人気となり、地域を飛び出して様々な場所で活動をすればキャラクター使用料が入りますし、キャラクターを使用した商品の販売をすると、地元の経済が潤います。
しかし、それだけではありません。
「ゆるキャラにつられて、その土地に興味をもったことがありますか?」というアンケートを全国の10代~60代の男女100名に聞いた、という統計がありました。
その結果によると28%の人が「ある」と回答したそうです。
(ちなみに私は滋賀県大津市のゆるキャラ「ちま吉」くんに会いに行こうと計画中)
ご当地キャラの影響で、その土地へ「行ってみたい!」と思い実行すれば、観光客が増え、その分の観光収入も上がり、経済効果が高まります。
つまり、「ゆるキャラ」の活動は地方の活性化につながるのです!
たとえば「くまモン」。熊本県の発表によると、くまモン誕生からわずか一年ほどで、その経済効果は118億円!その他のPR効果なども含めると1000億円とも言われています。
また、くまモンには利用料はかからず、熊本県は利用料ではなく経済効果で収益を得ています。
くまモンが熊本へもたらした経済効果はとてつもなく大きなものです。しかし、くまモンのように成功しているご当地キャラは多くありません。
残念ながらあまり日の目を見ずに忘れ去られていってしまうキャラクターもなかにはいます。
成功のポイントは「小さく生んで、時間をかけて育てること」
たとえば、国体などのイベントPR用のゆるキャラを、その期間でめいっぱい活用し、終了後はその自治体のマスコットに「昇格」させる方法があります。
この方法で埼玉県の「コバトン」、千葉県の「チーバくん」は昇格してからグングン人気が伸びています。
「成功のポイント」を一つ挙げましたが、くまモンやチーバくんなどにおいて言えたことが、他のキャラクターや地域にも適用されるかどうかは再考する必要があります。
「ゆるキャラ戦国時代」ともいえる現状の中でリスクを考え、戦略を選択することが今後のゆるキャラ業界にとって、もっとも重大だと考えます。
ご当地キャラクター好きの私としては、個性豊かなキャラ達がもっと表舞台に立って活躍しているところを見たいですし、そのために私も微力ながら応援していきたいと思います!
管理部 伊藤
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2017年11月16日
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